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2006年 07月 11日
私が住んでいる町では、夏になると年一度のスカルキ(バスク語でシチュー)大会が行われる。参加者全員が同じ具を使用して、どのチームが一番美味しいシチューが作れるかを競う。
シチューの具は、いたってシンプルで、ポテト、牛肉、青エンドウ、そして玉ねぎのみ。隠し味は別として、それ以外の具を入れては失格。判定基準はとても厳しく、じゃがいもの大きさは全部揃ってないとダメだし、真ん丸く切らないといけない。つまり、味だけではなく、見た目も厳密に審査される。 例年300近いグループがこのイベントに参加する。そして、うちの旦那も毎年いとこ同士でグループを組んで競う。木曜の夜はそれによる、ミーティングまでが開かれ、「誰が何を買う、どこのポテトを買う、どこの肉がいい」などと話し合い(飲み会?)は夜中まで続いた。 ここバスク地方はとってもグルメな地方として有名。また、バスク人の男性は大変な料理好きで、「家で料理するのはいつもお父さん。」なんてよく聞くフレーズ。 今年のスカルキ大会の目標は50位以内!とかなり意気込んでいたが・・・結局最後まで私たちグループの番号が呼ばれることはなかった。残念。それでも彼らは美味しいシチューにサングリア、そして楽しい会話さえあれば、それだけでハッピーなのでした。 できあがり。ちょっと塩が足りなかったけど、美味しかったよ! 朝6:30に起きて場所取りに行きました。疲れたのでシエスタタイムです。 海にはいとこが沢山います。 子供たちがワインボトルをスプーンやフォークでカンカンと鳴らして歩きます。早く結果が聞きたい!の催促です。
by tommy_4649
| 2006-07-11 16:00
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